自分の鞍は必要か?

ときどき、相談されます、

「自分の鞍は買ったほうがいいのか?」

 

 

私個人の意見としましては、

 

馬具の前に、まず必要な姿勢や使う筋肉を身体で覚えたほうがよいのでは!

 

です。

 

なぜなら、

実際に、私のお客さんで馬経験者の多くが、鞍のせいで姿勢が崩れて、間違った姿勢で不必要な筋肉を使っている人を多く見受けられるからです。

 

私がおこなっている馬ヨガでは、ほぼ裸馬での騎乗です。

間違った姿勢で乗っていると、馬の動きは悪くなり、落ちやすくなる、というのを実感していただいております。

 

初めから馬場鞍を買い、ずっと乗っている人は、下半身がかたまり、馬の背中を締め付けている人が多いです。

なぜなら、

馬場鞍は、いい意味でも悪い意味でも脚は固定されます。使う体幹や股関節の柔らかさを身体で覚えないまま馬場鞍使ってしまうと、あごが上がり、胸筋使ってしまい、肋骨開き、重心浮きます。浮かないように脚でしめつけます。 という負のスパイラルへ~。

 

初心者で、いきなり障害鞍買って乗ってる人は、骨盤が後傾して脚が前になり、椅子に座っている状態になりやすいです。

 

 

ただ、自分の馬を持っていて、自分の馬に合わせて鞍を作るのよ!っていう方は、それでいいと思います。

 

金銭的に余裕があるかたは、買ってもいいと思いますが、

 

つまるところ、

 

どの鞍でも、

鞍に頼らず自分のバランスを正しく維持する方法を身体で覚えて頂くのが最優先かと思います。

 

という、

個人的な意見でした。

 

 

あでぃおす