馬コラム

超個人的な意見

自分の鞍は必要か?

ときどき、相談されます、 「自分の鞍は買ったほうがいいのか?」 私個人の意見としましては、 馬具の前に、まず必要な姿勢や使う筋肉を身体で覚えたほうがよいのでは! です。 なぜなら、 実際に、私のお客さんで馬経験者の多くが、鞍のせいで姿勢が崩れて…

馬に毎日乗るか、週に1回乗るか

「やっぱり、週に1回程度じゃ、上手にならないですかね」 って相談、ときどきされます。 ついでに、 「伊東さんは、小学校から馬やってるの?それとも馬術部出身?」 とも言われます。 のん、のん、のん! 21歳なるまで、馬に全く関わっていません。 (旅…

やってみたら?うん、やってみよう。

ということで、 「Horse Learnig Community」 という、相談、共有、学びの「サードプレイス」を オンラインでつくりました。 https://yoor.jp/door/umanotonarisalon 紹介テキスト貼り付けちゃいます↓ ご興味ある方はぜひご参加ください(#^.^#) 【馬は一生学…

スペインでの生活で怒られたこと

スペインで生活していたときのお話。 一度、怒られたことがあります。 怒られた?というか、注意されたこと。 馬の餌をやっていたときに、 遠くから、スタッフに呼ばれました。 「ちょとこっちきて~」って。 で、小走りでその人に近づくと 「れい! なんで…

馬に噛まれる人の共通点

馬に噛まれる人の共通点 umanotonari のワークショップでは、競走馬の牧場で働いている人もいらっしゃいます。コミュニケーション講習を通して、競走馬の扱いをよりよくしていきたいという思いからです。 お客さんの中には、ホースマンシップの先駆者持田さ…

「刑務所みたい。。。」

「刑務所みたい。。。」 初めて、とある競馬場の厩舎に入ったときの本音。口には出されへんかったけど、そう思った。働いてる牧場の厩舎よりも馬房が半分の狭さ、窓は小さい、通路は狭い、薄暗い。 でも、 馬はすごく穏やか。 なんでやろ。 ーーーーーーー …

吸うより、吐く(メンタル/内面の下げ方)

運動をしている間 ライダーは深く呼吸しなければならない。 全ての運動は深く呼吸することで、緊張や疲労がなく、ぎこちない動きおなく、行われる。良いものも悪いものも、ライダーの行うことは全て馬に伝わる この文章は『馬場馬術の美しい騎座』という本か…

馬のyoutube見ても、上手くなれない理由

今年も非常勤でお世話になっている専門学校の生徒さんたちが卒業していきました。 やっぱり、寂しい。一人一人の顔がまだ鮮明に頭に残っています。 今年の子たちは、昨年卒業した子たちと、まったくカラーが違いました。 私は2年次から競走馬部門で担当させ…

馬との関係が上手くいく人の共通点

普段、非常勤で働かせてもらっている専門学校や、牧場や乗馬クラブの経験から、馬乗る(馬とのコミュニケーション)が上手な人の、共通点みつけました。 それは、 歩き姿勢がいい!!! 逆に、歩き方がだらしなかったり、小股だったり、かかと引きずってたり…

「怖い」に向き合える

わたしがおこなわせていただいているワークショップのコミュニケーション講習や、馬ヨガは、馬未経験の方もいらっしゃいます。 必ず初めに、馬との会話方法をお伝えしているので、怖さなく楽しんで触れ合う方もいらっしゃいますが、理論で分かっていても力の…

馬にエサを使った調教が必要なときとは

youtube にも載せていますが、ブログでも書こうと思います。 ある乗馬クラブでの悪い体質が降りかかってしまったある馬と、その子を引き取ったオーナーさん。 乗馬クラブを転々とし、そこでのスタッフには扱いきれない自分を棚に上げて、「バカな馬だ」と陰…

「じっと立っている1頭の馬」

客を待たせてはいけないがために、洗い場で繋がれたたまま、 じっと立っている1頭の馬。 自分の合図に全く反応しない馬に、悔しくて腹を立てた私。 サングラスをかけているから調子にのっているというスキンヘッドの文句。 歩様がよくない馬、「そういう馬…

調馬索とは

みなさん、調馬索ってなんでするの?って聞かれたら なんとお答えしますか? 元気をとるため? 乗る時間がないから、とりあえず運動させるため? そもそも調馬索とは、文字通り、 『ロープ(索)で馬を調べる』ことです。 私はできるだけ、馬にまたがる前に…

「おなら」で気づいた、馬の隠れた筋肉

競走馬におけるグランドワークの有効性について 主観的に記事にしてまとめたことがあります。 その主なテーマは、人間から出るエネルギーの馬への影響、馬の精神状態の重要性についてでした。 参考:グランドワークの競走馬における有効性 - BLOG -umanotona…

ドーパミン

先日、Netflixの「cali k9」という犬のトレーナーのドキュメンタリーシリーズを涙しながら観ていました。 トレーナーのジャスさんは、子供のときに飼っていた犬が、他の犬を噛んでしまい、しつけができないせいで「安楽死」させざるをえなかったそうです。 …

なぜ馬がメンタルケアにいいのか

なぜ馬がメンタルケアにいいのか。 それは、馬と関わることが瞑想であるからです。 瞑想とは、何かというと マインドフルネスな状態(今この瞬間に集中する)になるための 脳トレです。 瞑想をするとどんなメリットがあるかというと、 集中力が上がる 記憶力…

「見る」ということ

「見る」ということ 非常勤で講師をさせていただいている専門学校でのお話。 まもなく卒業される生徒の最終課題を 『ホースマンシップ』著:持田裕之の本p26~29の 「コミュニケーションを図る上での考え方」の部分の読書レポートにしました。 自身の経…

馬の自己肯定感を育てるー馬の接し方と子育ては同じ?ー

ルール 同じルールを馬に毎日伝えていると、馬は自主的に考えて守りますし、 こちらがアプローチする必要はなくなります。 すると人間はいちいち強いプレッシャーを与えなくてよくなりますし、 馬も、人間がいる環境でリラックスでき、精神衛生上よくなりま…

他者との関係性を築くための「〇〇」を馬から学ぶ

持田さんのホースマンシップ研修で 考えさせられたことの1つ目、ずらずらと~。 ―「馬の好きなものはなんですか?」― 「人参!!!」 「牧草!!」 「好きなものは?」と聞かれると、「食べ物」を答えてしまう。。 これって、「捕食者」の回答なんですよね。…

「指示」はすべて「質問」と考える~持田裕之先生の講習から~

先日、持田裕之先生のホースマンシップの講習を受けたときのお話。 今回自分の中で、ひっかかったキーワードが「質問」。 →馬への「質問」 →仕事上における「質問」 と、2つに分けてお話します。 馬への「質問」 ~乗馬したことある人向けどす~ どうしても…

自然、動物、人間との接し方(鈴木理策さんの写真展から)

知り合いが薦めてくれた鈴木理策さんの展示会にいってきました。展示会場で、写真たちをみながら「木を見て森を見ず」の言葉がすっとでてきて。いや、ちがうと。 理策さんの作品は 「これ見て、木なのか森の中なのかは、さておいて」 って、私のなかで、だい…

「ストレス」=「悪いもの」じゃない!

とっても当たり前の話です。 でも、はっとさせられたので、ずらずらと書きます。 ↓こんな流れどす。 ・心理学の勉強してます ・ストレスは素晴らしい ・じゃあ馬のストレスは ・人間ってストレスに対してちょっぴしやっかいね わたしは、心理士の勉強をして…

馬に対する考え方が変わったきっかけ

馬に対する・自分に対する考え方が変わったきっかけ (※とっても個人的なことです。) 私が乗馬のインストラクターをしているとき、自分優先の毎日を過ごしていましたが、それに気づけたきっかけがあります。

謙虚な人と、傲慢な人

謙虚な人と、傲慢な人 インストラクターをしていたときの経験から思ったことがあります。 乗馬が上達する人の特徴の1つは、謙虚で話を聞くことができるひと(=馬とコミュニケーションが取れる人)だなと。 私は初心者クラスを担当させてもらっていました。 …

無限の忍耐を

無限の忍耐を 馬に携わっている人なら一度は読んだことあると思いますが、 「リアルライディング」から好きな個所を引用します。 ・思考は現実化する ・よい結果を引き寄せるためのポジティブな言い方をする ・潜在意識を気にする ・思いやりをもつ ・馬をマ…

夢でなく志

夢でなく「志」 先日とてもいいお話を聞くことができました。 池上六朗先生の講習では、治療院の方や整体の方もいらっしゃいますが、わたしのように全くそれらとは関係のない職の人たちもいらっしゃいます。 この間の講習では歴史上でとても有名な方がご先祖…

④池上先生の考え方を曳運動に生かしてみました

池上先生の考え方を曳運動に生かしてみました さっそく池上先生の考え方を曳運動でやってみました。 「え。すごい、まじか・・」 でも こんなこと説明したら勘違いでしょっ、て またまた~、って 言われるオチだから やっぱ書くのやめときます。笑 おわり。

③池上先生の講習を受けたあと

「え、ん?(お目目くるくる) ・・・♪」 池上先生の施術を受けた後、すぐに担当の馬に会いに行くと、上のような反応でした。 (※↑イメージです) この子はいつでも私をみるとまず、「ブヒヒ」と鳴きます(馬やで)。 おそらく、というより確実に「餌よこせっ…

②池上六朗先生の講習

池上六朗先生の講習を受けてきました 「馬の歪みや苦しいところをなおしたいなら、まず自分の歪みをなおしてみたら」 池上先生のお言葉です。 先生は人の痛いところや苦しいところを分子レベルや意識レベルで治療されます。 整体のようにどこの筋肉を伸ばし…

①池上六朗先生との出会い

池上六朗先生との出会い 「競馬場というストレスがかかる環境で少しでもリラックスしてほしい。」 「どうやったら曳き馬で有意義な運動をさせられるか。」 「凝り固まった筋肉をほぐしてあげたい。」 私は競馬場では騎乗はできませんでした。 なのでグランド…