「怖い」に向き合える

 

わたしがおこなわせていただいているワークショップのコミュニケーション講習や、馬ヨガは、馬未経験の方もいらっしゃいます。


必ず初めに、馬との会話方法をお伝えしているので、怖さなく楽しんで触れ合う方もいらっしゃいますが、理論で分かっていても力の強さや大きさ、コントロールの難しさに怖さを抱く方もいます。

 

でも、

 

その「怖さ」って大事です。

 

この間いらっしゃったお客様が、

「こういう大きな動物と触れ合うことが普段ないので、怖い感情を抱いて、それを乗り越える、なんて経験、大人なってからほとんどないですよね」

とおっしゃっていました。

 

そのお客様は、コントロールの難しさに諦めかけていましたが、最後は自分に打ち勝って、そして馬が答えてくれ、コントロールできていました!!

 

馬が難しすぎる、など色々理由をつけることは簡単ですが、逃げないでしっかり向き合えて、見ているわたしも感動しました。

 

 

だから、「怖さ」があっていいんです。逆にそのほうが、安全なときもあります。

 

 

私が社会人なってから馬を始めて約8年。ずっと馬と触れ合っていても「ちょっと馬怖い」っていう気持ちは常にあります。

 

だから、人馬危なくないように丁寧に会話しようとするし、競走馬を乗るのであれば急な動きにも対応できるよう身体をある程度整えておく必要があります。

 

 

「怖い」を「乗り越え」て、「自分に自信をつけさせてくれる」、馬はやっぱりすごいなあと考えさせられました。