馬の生産牧場に住み込みで働いてみた

馬の生産牧場に住み込みで働くまでの経緯と感想

 

北海道の日高には馬の生産牧場が多くあります。

 

大学4回生のときの夏休みを利用し、そのうちの一つの牧場に住み込みで働かせていただきました。

 

牧場に電話一本

友人や親戚に馬関係の方は全くいませんでした。

なのでネットで馬の牧場を調べました。

 

住むところと食費は提供してくれる牧場をみつけ

電話をし、一応履歴書を送って、Okey。

 

 

お迎えは馬運車

 

空港について、牧場の社長から電話がありました。

「ちょっと大きめの車に乗ってるよ~」

停車場さがします。見つかりません。

 

「お~い、こっちこっち」

 

く、車って。なにこれ。

私はそれまで馬運車を見たことがなかったので、

目が点になりました。 大きい。

 

 

 

小さな家を一つ使わせてもらう

 

シャワー洗面所、キッチン、ベッドがある

小さなお部屋のような家を使わせてもらいました。

 

f:id:hpcrepe:20190924104014j:plain(※イメージ)

 

ネットはつながらない。

街まで車で15分程。

マクドでメール確認をして

必死に卒論のレポートや課題をこなしました。(懐かしい)

 

 

親方・場長・従業員2人

社長は「親方」って呼びます。

次のポジションが「場長」。

従業員が

30代(元自衛隊)と50代?(バリバリ動くおじちゃん)

 

痩せた

普段運動してない人には、最初はこの仕事きついかも。

慣れるとなんともないです。

よく寝れるし、よく食べれるし、健康的。

 

 

親子の馬が可愛い&危ない

 

人生初の曳馬が、馬の子供!

1歳にまだなってなくて、かわいい!

 

体調悪くて4日ぶりに放牧だったそうで

場長「危ないんでねえか、いきなりは。」

親方「これくらいできないと。」

 

馬と触れ合ったことない私は

この会話がちんぷんかんぷん。

 

でもその10分後、わたしのお尻は

大きなミミズ腫れ!笑泣

 

その馬を放牧場まで(500メートルぐらい離れたところ)

リードで連れていかれました。連れていきました。

そして、リードを離す瞬間、馬がうれしさで飛び跳ね

その後ろ脚がわたしのお尻に直撃っ!!!!

 

 

 

星がきれい

 

もう言葉にならないくらい、空に星がいっぱい。

ぅっわ~~~~って声に出てしまった。

 

 

ショベルカーやマニュアルのトラックの運転ができる

 

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できる、というかやらねばならぬ。

操作覚えたら簡単でした。

 

操作ミスで、ショベルを地面に押し付けて車体が浮くことも。

 

あとは草をウィーーンって狩る機械を使ったり、

普段なかなかできないことできて、楽しかった。

 

 

 

干し草の上でお昼寝

 

たぶん、ハイジは毎日快眠だったんだな、と感じました。

疲れが吸い取られるってこのことか!と

干し草でのお昼寝は本当に気持ちがよかったです。

 

 

 

 

大草原で馬が放牧されているのに癒される

 

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もう何にも代えられません。

 

 

馬はお金

 

経済動物ですからね。

親方はそういう認識でした。

 

 

馬が好きな人が集まるところは乗馬倶楽部なのかな~

就職は乗馬倶楽部にしようかな~と考えた

大学4回の夏でした。

 

(世間的には就活終わってるのが理想の時期、もちろん親にはかなり心配かけました、ごめんね、ありがとう)