馬の生産牧場に住み込みで働くまでの経緯と感想
北海道の日高には馬の生産牧場が多くあります。
大学4回生のときの夏休みを利用し、そのうちの一つの牧場に住み込みで働かせていただきました。
牧場に電話一本
友人や親戚に馬関係の方は全くいませんでした。
なのでネットで馬の牧場を調べました。
住むところと食費は提供してくれる牧場をみつけ
電話をし、一応履歴書を送って、Okey。
お迎えは馬運車
空港について、牧場の社長から電話がありました。
「ちょっと大きめの車に乗ってるよ~」
停車場さがします。見つかりません。
「お~い、こっちこっち」
く、車って。なにこれ。
私はそれまで馬運車を見たことがなかったので、
目が点になりました。 大きい。
小さな家を一つ使わせてもらう
シャワー洗面所、キッチン、ベッドがある
小さなお部屋のような家を使わせてもらいました。
(※イメージ)
ネットはつながらない。
街まで車で15分程。
マクドでメール確認をして
必死に卒論のレポートや課題をこなしました。(懐かしい)
親方・場長・従業員2人
社長は「親方」って呼びます。
次のポジションが「場長」。
従業員が
30代(元自衛隊)と50代?(バリバリ動くおじちゃん)
痩せた
普段運動してない人には、最初はこの仕事きついかも。
慣れるとなんともないです。
よく寝れるし、よく食べれるし、健康的。
親子の馬が可愛い&危ない
人生初の曳馬が、馬の子供!
1歳にまだなってなくて、かわいい!
体調悪くて4日ぶりに放牧だったそうで
場長「危ないんでねえか、いきなりは。」
親方「これくらいできないと。」
馬と触れ合ったことない私は
この会話がちんぷんかんぷん。
でもその10分後、わたしのお尻は
大きなミミズ腫れ!笑泣
その馬を放牧場まで(500メートルぐらい離れたところ)
リードで連れていかれました。連れていきました。
そして、リードを離す瞬間、馬がうれしさで飛び跳ね
その後ろ脚がわたしのお尻に直撃っ!!!!
星がきれい
もう言葉にならないくらい、空に星がいっぱい。
ぅっわ~~~~って声に出てしまった。
ショベルカーやマニュアルのトラックの運転ができる
できる、というかやらねばならぬ。
操作覚えたら簡単でした。
操作ミスで、ショベルを地面に押し付けて車体が浮くことも。
あとは草をウィーーンって狩る機械を使ったり、
普段なかなかできないことできて、楽しかった。
干し草の上でお昼寝
たぶん、ハイジは毎日快眠だったんだな、と感じました。
疲れが吸い取られるってこのことか!と
干し草でのお昼寝は本当に気持ちがよかったです。
大草原で馬が放牧されているのに癒される
もう何にも代えられません。
馬はお金
経済動物ですからね。
親方はそういう認識でした。
馬が好きな人が集まるところは乗馬倶楽部なのかな~
就職は乗馬倶楽部にしようかな~と考えた
大学4回の夏でした。
(世間的には就活終わってるのが理想の時期、もちろん親にはかなり心配かけました、ごめんね、ありがとう)