更新率の悪い、こちらのブログ。
にもかかわらず、アクセス数みてみると
、、、なんでこんなにアクセス数伸びてるの。。
不思議なプレッシャーを勝手に感じております、伊東です。
さて、今日は「真似る」
見たままの動きを、自分で表現することです。
昔は、師匠から教えを乞うとき
手取り足取り細かく教えてもらえず、
「見て覚えろ!!」なーんていうのが当たり前。
今は、それだと「コスパ悪すぎ」って
思われるのでしょうか。
私自身、尊敬する人の動きを真似るだけでなく
理論的なことをとにかく勉強し、
お客さんや生徒さんに
”効率よく”上手になってもらえるように伝えていきました。
ですが、これには限界があると気付きます。
何が足りないのかというと
馬とチームとなっていくには、
Science(科学的)とArt(芸術)この二つが
結びつく必要があるからです。
Scienceは、先ほどお伝えした理論的なこと。
Artは、私たちが馬と関わるときに自分自身の中で
呼び起こす感情や直観です。
グランドワークが馬と人のダンスと例えられるように、
自己の内面からのエネルギーとともに流れる身体の動きを
馬と調和させることができます。
そこには、想像力と、信念が必要です。
だって、そうでしょ?
エネルギーの調和?? ぽかーん、ありえねえ
何言ってんだこいつ~
って思いません?
そこを、「想像力」を効かせて
あ、そういうものがあるんだな、
そして自分にもできるという「信念」が必要なんです。
エゴを捨てましょう。
それは、あなたの中のArtを簡単に制限します。
そして本題に戻りますが、
昔ながらの「見て覚えろ!」が
なかなか効果的であることが分かります。
コスパのいい説明、つまり理論的なものは
もちろん必要ですが、そのうえで
自分の直観、感覚であるArtを
表現できるように、
まずは師匠のArtを自分の身体で表現してみるのです。
師匠は、人でもいいし馬でもいいし。
道具や鞭の使い方、身体の動かし方を
1ミリも誤差がないように真似してみてください。
(馬の動きを真似るのは難しいので、呼吸を真似てみてはいかが)
すると師匠の呼吸や動きを真似ることによって
それと馬が調和してきます、
この瞬間、あなたのArtがビビっと覚醒するんです。
そして、師匠の真似をせずとも、
自分の直観にしたがって勝手に身体が動いてきます。
呼吸も馬と合ってきます。
自分自身がなくなっていきます。
自分の感覚のリズムの流れに身を任せ、
まるで自分のエネルギーと馬だけ、別の世界にいるかのような。
馬との時間をおえたあと、
あなたは、自分の脳みそがスッキリ気持ちよく
なっていることに気づくはずです。
ちょっと、意味わからんことばっかり
言うてるでしょ。
でも、馬とコミュニケーションとりたいって
それこそ意味わからんことしてますからね。
意味じゃないんですよ。
自分の感覚や直観を無視しないで。