停止したときに背中をそる馬

曳馬で、人が止まれば馬が止まる

 

という関係性をつくるときに

なかなか止まらない馬に対して、

曳いていない手を挙げてアプローチするときに

曳いている手も上げてしまい

馬の顔が上がっている状態で後退させてしまう人がいました。

 

なので、その人が扱う馬は頭をあげて背中をそって止まります。

そして、両前も出がとても硬かったです。

トモからの力もハミまで届きません。

 

 

そういう馬を少し曳かせてもらい、矯正しましたが

その馬は賢く、すぐに理解してハミまで力が回るようになりました。

 

そのとき、馬が理解して、両前を気持ちよく前に出してくれ

身体全体が柔らかくなったときは、本当に感動して涙が出そうになりました。

 

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たまたまでしょうが、そのときの私のアプローチをメモしておきます。

 

 

(ハミと無口を使っています)

1、歩きながら、低速にする際自分の身体を少し起こし(条件1)、ハミを優しくかけていきます。少しでもスピードを遅くしてくれたらハミをかけた分をゼロにします。

 

2、それを繰り返して、ハミをかけて背中が丸くなって低速してくれたら、その延長上で停止します。頭をあげずに停止できたらめっちゃ褒めます。

 

3、それができてきたら、ハミにかかるよりも、人が止まったときに停止してほしいので、条件1を上記と組み合わせて、人が少し上体を起こしたときに馬が考えて頭をあげずにグッと身体に力がたまった状態で停止できたらOK。

 

4、それができたら、自然とトモも以前より踏み込み、両前も硬さなく前に出してくれました。

 

5、「あ、こっちのほうが楽ね」って、そのとき馬がいってくれた気がしました。

そして私は涙ぐんだのだ。

 

ちゃんちゃん