謙虚な人と、傲慢な人
インストラクターをしていたときの経験から思ったことがあります。
乗馬が上達する人の特徴の1つは、謙虚で話を聞くことができるひと(=馬とコミュニケーションが取れる人)だなと。
私は初心者クラスを担当させてもらっていました。
そのため、色々な方々と関る機会が多かったです。
乗馬を始めるきっかけは人によって様々でした。
「新しいことを始めたい」
「子どもが学校に通わないから乗馬させてみたい(めっちゃ素敵なお母さまでした)」
「誘われたからなんとなく」
そのなかで、乗馬の楽しさを見出して続ける人のなかで、
上手になる人っていうのは、歳関係なく、謙虚で話(馬とインストラクターの)を聞く人です。
逆に変に自信があって、話を聞かない、馬を尊敬することなく(馬の反応をみない)、ただ走らせたいって言う人はいつまでも上達しません。
馬との関わり方の大切さに途中から気づく人もいます、そういう人は逆にどんどん馬にのめりこんでいきます。
でも気づかない人はもうどうしようもない。(馬が暴れて落馬して痛い思いしないと気づかない。)
「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは・・」っていう芥川龍之介の言葉じゃないですけど、馬も危険ですからね。人間よりもはるかに大きい動物ですから。
でもしっかりとコミュニケーションをとれば安全です。
私は全く上達しない人でした、ただただ日常の忙しさのせいにして、毎日馬に乗っているけども、乗っているだけで、馬のことを何ひとつ分かろうとしていなかったんです。
自分優先でした。
(変わったきっかけの記事↓)
今でもすごくそのときに関わっていた馬たちには申し訳ないことをしたと思っています。
だからこそ今関わってる・これから関わっていく馬たちには心地よい環境をつくってあげ、自らも変わっていきたいと思っています。
馬といると毎日が学びと感謝でいっぱいです。